一年に一回程度の口腔ガン検診を受けましょう一年に一回程度の口腔ガン検診を受けましょう

口腔がん検診を、越谷市にお住まいの方は900円で、
以下の方は無料で受けられます。

1.無料券お持ちの方
2.70歳以上の方
3.65~69歳後期保険証をお持ちの方
4.生活保護受給者の方

口腔がんって、ご存知ですか?
まだまだ認知されていない「口腔がん」。その検診が歯医者さんで受けられるって、ご存知でしたか?
口腔がんは5大がん同様、早期発見をすれば怖いがんではありません。

そんな口腔がんの検診が、越谷市と歯科医師会が協力し、900円で出来るようになりました。
(通常、検査費用は5,000円~10,000円くらいします。)

 

口腔がんって・・・何?

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口腔がんとは、舌や、舌の下側、歯ぐきにできるがんのことです。
日本では、およそ7000人が口腔がんになり、死亡者数も3000人を超え、右肩上がりで増えています。
昔口腔がんは、高齢の男性のがんと言われていましたが、最近は若い女性の口腔がんも増えています。
本当に残念ですが、口腔がんは認知されていないために、発見が遅れるケースがとても多いのです。

一方、アメリカでは半年に一度の口腔がん検診が実質義務化され、アメリカの歯医者さんはどこでも口腔がん検診をやっています。

 

1年に1回程度の口腔がん検診をおススメします

他部位のがん同様、口腔がんも早期発見さえできれば、決して怖いものではありません。
初期に見つかれば、簡単な治療で治り、後遺症もほとんど残らず、5年生存率が90%を上回るとの報告もなされています。
(通常、がんになるまでには5年~10年はかかります)
最低でも1年に1回、「口腔がん検診」を受診し、早期発見・前がん状態での治療をするとつらい思いをせずにすみます。

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“日本においても米国並みの早期発見・早期治療の仕組みを構築することができれば、年間で約5,000人規模の口腔がん死亡者の命を救うことが可能となるのです。
(※参考:2016年の全国交通事故死亡数が「3,904人」であり、その人全員を救えるくらいの規模である事実。)“
引用元:口腔がん撲滅委員会

 

今、口腔がん検診をするべき「3つの理由」

1.口腔がんは増えている

「口内炎が長く続いているけど、まあ別に、大丈夫だろう」
長く続く口内炎は、口腔がんの可能性があってもこのように見逃されてしまいます。口腔がんの認識が薄いがために「見つかったときはもう手遅れ・・」という悲劇になってしまう状況もあるのです。

2.致死率がアメリカより2.5倍高い(日本は46.1%、アメリカは19.1%)

口腔がん自体が認知されていないことに加え、検診の習慣もないので見つかった時にはすでにステージが進んでいることが多く、致死率が高いのです。
先進国で唯一、日本だけが口腔がんの死亡数が増加しています。
日本の「口腔がん」の死亡率は、全28部位中で「46.1%(第10位)」に位置しています。
死亡率は、なんとアメリカ(19.1%)の2.5倍以上のです。

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出展:口腔がん撲滅委員会

それだけではなく、QOL(クオリティ・オブ・ライフ: quality of life)が著しく下がるので、自殺率が高くなるのです。
どうして、そんな悲しいことが起きてしまうのでしょうか?
口腔がんは、舌や頬やアゴを切ることになる悲惨な「がん」です。
口の機能に、大きな障害を持つことになります。
社会復帰もなかなか難しいのが現実だからです。

3.口腔がんの原因は「合わない入れ歯(義歯)」や「かぶせ物」

いつも口の中を傷つけるものがあるのも原因のひとつです。
主な原因を以下にまとめました。「まさか?!そんなことが!」と思うようなことばかりではないでしょうか?

 

口腔がんの主な原因(症例から)

・歯列不正(歯並びが悪い)、義歯不適(入れ歯が合わない)
・う蝕(虫歯)・歯周病、詰め物・被せ物不適
・舌小帯付着異常(舌の裏の紐のような部分が短い方は要注意)
・アマルガム(金属の詰め物)
・口内炎(10日くらい経過しても治らない場合は要注意)
・歯列不正(歯並びが悪い)
・義歯不適(入れ歯が合わない)
・HPV(ウィルス)
など

引用元:口腔がん撲滅委員会

口内炎や口の中の傷が、がんに結びつくなんて、全く思ってもみない話です。
「口内炎」という自覚があっても、「がんかしら?」と言う自覚にはほとんどなりません。

 

口腔がんの自覚症状

感覚としては以下のものがあります。

・痛い
・しびれている
・しみる
・噛みづらい
・飲み込みにくい
・しこりがある
・話しづらい
・アゴや舌を動かしにくい
・違和感がある
・口内炎が続いている
・首のリンパがすっと腫れている

目に見える症状としては

・舌や粘膜の色がおかしい
・しこりがある、ザラザラした突起や潰瘍、

「あてはまることがある・・でも、ぜんぜん関係ないかもしれない・・」
大げさかしら?なんてしり込みしないで、検診を受けてみてください。
がん検診ということだけでなく、歯医者さんなら歯や歯ぐきの検診も併せてできます。

 

口内炎とどこが違うの?

口内炎は、たとえ小さなものでも気になって1ミリくらいの小さいものから1センチくらいのものまでありますが、大体2週間くらいで治ります。
2週間以上治らなかったら要注意です!
どうしても「放っておけば治る」と思いがちですが、痛みや違和感を我慢しないいで、まずは検診を受けてみてください。

 

口腔がん検診の基本的な流れ

「がん検診」と聞くと、かなりな手間と時間かかかると思いがちです。でも、他部位のがんのような大掛かりな検査はありません。所要時間は、目安として約30分程度です。
以下のような手順で検査を行います。

1.問診票の入力(記入)(5分)

口腔がんになる要素がどれくらいあるか?生活習慣についてお聞きします。

2.視診・触診(5分)

まずは、お口の中に異常がないか?を目で見て確認します。(視診)さらに、ゴム手袋を付けた指で触って、しこりや盛り上がっているところがないか?を調べます。(触診)

3.検診・写真撮影(5分)

お口の中の状態を写真撮影します。

4.口腔内蛍光観察装置を使った観察・写真撮影(5分)

口腔内蛍光観察装置でお口の中に青色光を当てて、異常がないか観察をします。
そのままお口の中の状態を写真撮影します。

4.カウンセリング(10~15分)

<p検診後、受診者の方に口腔内の状態をわかりやすくご説明します。尚、異常があった場合は、スタッフと共に治療計画を立てて治療へ移ります。

5.問題なしだったら・・

継続して、最低でも年に1回は口腔がん検診・口腔健診を受けましょう。

6.何らかの異常があった場合

スタッフと共に治療計画を立てて治療へ移ります。 大学病院等を紹介する場合もあります。

出典:口腔がん撲滅委員会

 

いかがでしたでしょうか?

地域の皆様の健康が、かみむら歯科矯正歯科クリニックの何よりの願いです。お口の健康は、楽しい食生活を送るための必須アイテムです。そのお手伝いが出来ることが、私たちの何よりの喜びです。

気になる症状があるないに関わらず、年に一度の900円の検診でみなさんの健康づくりのお手伝いが出来れば幸いです。